- Momosテレキャスターのサウンドの特徴
- ラインナップそれぞれの特徴と、どんなギタリストにおすすめか
「コスパが良い」と話題のメーカーMomose(モモセ)
「コスパの良い国産ギター」と言われて真っ先に名前が挙がるメーカー。
それが「Momose」です。
高い品質やサウンドを誇り、価格も20万円前後で購入できることから、
中級者以上のギタリストに高い評価を得て、そのような声が多く見られるようです。
実際YouTubeで解説動画を上げている方や、弾いてみた動画を上げている方の使用機材をチェックしてみるとMomoseのギターを使っている方が中々多く、その人気の高さがうかがい知れます。
そんなMomoseの中でも、今回の主役は「テレキャスター」!
今回は、
Momoseって品質が良いと人気だけど、テレキャスはどうなの??
という方に向けて、そのサウンドの特徴やラインナップについて解説していきたいと思います!
↓↓Momoseについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
Momoseのテレキャスターを使用するギタリスト
まずは、Momoseのテレキャスターを使用するプロのギタリストを2人ご紹介!
桜井和寿(Mr.Children)
ミスチルの桜井さんもMomoseギター所有者の一人。2019年に行われたドームツアー「Against All GRAVITY」で、「MT-軽井沢彫」という桜の装飾が施されたテレキャスを使用したようです。
まふまふ
YouTubeのチャンネル登録者数295万人(2021年5月時点)の大人気「歌い手」さん。一聴では男性か女性か分からないほどのハイトーンボイスに、エモーショナルな歌唱は「ボカロ曲」にマッチ。最近ではアニメの主題歌を歌うなど大活躍のシンガーです。
そんなまふまふさんは東京ドームライブでMomoseのテレキャスターを使用。Twitterでは「綺麗な音、弾きやすさ共に最高」とのコメントを残しています。
Momoseのテレキャスターの特徴は?
次に、Momoseテレキャスターの特徴について解説していきます!
ポイントは、
- ヴィンテージトーンを継承
- 癖のないテレキャスサウンド
- ラインナップが多い
この3つです!
ヴィンテージギターのフィーリングを残している
Momoseというと「クラフトギターで作りがしっかりして使いやすい」というイメージが強く、モダンなギターだと思っている方も多いかもしれませんが、サウンドはクラシックなギターサウンドをしっかり継承しているように感じます。
どこか温かみのあるウッディなトーンは、ギターフレーズに説得力をプラス。「バランスの良いヴィンテージギター」が欲しい方にぴったりです!
癖のないテレキャスサウンド
これはヴィンテージの要素を残しているというお話とつながりますが、Momoseのギターサウンドは良くも悪くも、聴き馴染みのある「知ってる」サウンドです。
伝統的なサウンドを高いクオリティで、しかも現代音楽でも使いやすいようにチューンアップされているのがMomoseギターの大きな魅力。
正直「パンチのある変わったテレキャスが欲しい!」という方にはおすすめしません。「CDで聴いてたあの音」を再現するには素晴らしいギターですよ!
ラインナップが多く、自分に合ったテレキャスを見つけられる
次の項で1本ずつ解説していきますがMomoseには、
木材やピックアップの違いにより特徴の異なるテレキャスが数多く存在します。
- 温かみのあるテレキャス
- タイトなサウンドのテレキャス
- 60年代サウンドを再現したテレキャス
などですね!
自分のスタイルに合ったギターを選ぶことができるのはうれしいポイントです!
Momoseテレキャスターのラインナップは?
では、ここからMomoseテレキャスターのラインナップを紹介していきます!
テレキャスターの存在するシリーズは3つ。
- ORIGINAL(MTシリーズ)
- VINTAGE(MTLシリーズ)
- LIMITED(MTCシリーズ)
そして、品番を見るポイントはこんな感じ。
- 木材:1…アルダー 2…アッシュ 3…マホガニー
- 指板:M…メイプル NJ…ローズウッド
- ピックアップ:STD…シングル PP…P-90 LTD…カスタム
このようなルールに従って商品名が付いています!
1本ずつ見ていきましょう!
「ORIGINAL」シリーズ
「ORIGINA」シリーズは、ヴィンテージギターを基本にしながら、モダンな音楽にも対応できるようにブラッシュアップされた、Momoseの基本理念そのものともいえるシリーズ。木材の鳴りをしっかり感じられ、ギターらしいサウンドを純分に楽しめます。
MT1-STD
- 汎用性〇
- ロック・ブルース
ボディ材にアルダーを使用したオーソドックスタイプ。アッシュボディに比べ温かみのあるサウンドが特徴です。ロック・ブルースはじめとしたあらゆるジャンルに対応できますよ!
MT2-STD
- 汎用性〇
- タイトなカッティング
- ロック
- モダン
ボディ材にアッシュを使用し、MT1-STDに比べ硬質なサウンドが特徴です。歯切れの良いカッティングプレイやアルペジオなど、タイトな演奏にぴったり。ドライブサウンドにしっかり対応し、ロックギタリストにもおすすめです。
MT3-PP
- ロックのリードギター
- ジャズ
- ネオソウル
P-90タイプのピックアップを搭載し、パワーと歯切れの良さを併せ持つテレキャスター。歪みノリが非常によく、ロックギタリストにおすすめです。ボディ材に使用されるマホガニーは、ウッディで甘いトーンを生み出し、ジャジーなサウンドメイクも可能です。
「VINTAGE」シリーズ
各年代のヴィンテージサウンドを再現したMomoseオリジナルのピックアップを搭載。Momoseブランドの理念の1つである「伝統の継承」を色濃く残したシリーズです。
MTL1-STD
- オールドなロック・ブルース
- 枯れサウンドで味のある演奏
ローズウッド指板はスラブ貼り、ピックアップにはTWANG60 TLと、60年代のヴィンテージテレを再現した1本。テレ特有のタイトさを持ちながら、存在感のある乾いたミッドレンジで、味のあるサウンドを楽しめます!
MTL2-STD/NJ
- つま弾くような演奏
- カッティング
- ギターボーカル
60年代サウンドを基本にしながら、ボディ材にアッシュを使用することで、歯切れの良さをプラス。温かみのあるトーンをタイトなサウンドで出力することができます。
MTL2-STD/M
- ポップスのカッティング
- アルペジオ
アッシュボディにメイプル指板、ピックアップにはTWANG50 TLと、50年代のタイトでクリアなサウンドを再現した1本。クリーンサウンドでの粒立ちの良いカッティングが気持ちよく、おしゃれなポップスギタリストに特におすすめです。
MTH1-STD/M
- ギターボーカル
- 爽やか系バンド
- ジャズ
ボディに空洞があるシンラインモデル。60年代仕様のピックアップにマホガニーボディを採用し、エアー感のある軽いサウンドでありながら、色気のあるトーンを出力します。
MTH2-STD/M
- ギターボーカル
- カッティング
アッシュ材を使用した歯切れの良いシンライン。軽くてコリっとした独特なサウンドは、バッキングやカッティングプレイと相性抜群。ギターボーカルにぜひ使ってほしい1本です。
「LIMITED」シリーズ
「LIMITED」シリーズはレギュラーモデルでは採用されない希少な材を使用した限定シリーズ。サウンドもさることながら、ボディや指板に施された装飾も美しく、コレクターにも人気の高い1品です。
MTC2-LTD
- ロックバンドのリード
- パワー系カッティング
フロントピックアップにワイドレンジハムバッカーを搭載した、いわゆる「テレカスタム」。シングルコイルではカバーできない、パワー感や深いドライブサウンドに対応し、汎用性に優れたモデルです。リードギタリストにおすすめですよ!
SAKURAシリーズ
- ルックスにこだわりたい人
- オリジナリティ溢れる1本が欲しい人
トップ材に桜の木を使用した限定モデル。ボディや指板の装飾が美しく、そのルックスから人気の高いシリーズです。
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